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こんにちは!
学校が始まってもう一週間が経ってしましました…
早速課題を出してくる授業も多いのでバタバタしつつも相変わらず読書をせずにはいられない!!
ということで今回は
奥田英朗さんのガール
を読みました
簡単にまとめると
キャリアウーマンとして仕事に励む女性たちが、結婚・出産などの問題や「女性らしさ」「女の幸せ」と、現状の自分との間で悩み、それでも日々を前向きに生きていけるように努力していきます。
そして自分らしい生活と送ろうと邁進していくお話です。
ストーリーの中では男尊女卑や男女差別などの考え方を持った人やマウントをとりたがる人などむかつくキャラクターが毎回出てきますが、スカッとするラストになっているので楽しく読み進められます。
この章ではどんな方法で撃退するんだろうか、それとも今度は苦い結末になるのだろうかととワクワクドキドキしました。
小説・夢を売る男
こんにちは!
例年と変わらないタイミングで夏休みが明け、ようやく授業が再開しました。
そうはいってもあいかわずのオンライン授業なので、読書の秋を満喫しています!
今回読んだのは
夢を売る男 百田直樹
とても簡単にあらすじを書くと
才能のない一般の人間たちに言葉巧みに自費出版を持ちかける…
というお話です
※ここから先はネタバレ注意!
「小説家は一部と除いてくだらないものを生み出しているだけ」という主張を何度も繰り返すために、今自分は価値のあるものを読んでいるのかと考えさせられました
裏取りをしたわけではないので真実はわからないですが、おそらく実際のデータや実感をもとに現代の小説業界を考察し批評しているのでしょう
発言にとてもリアリティが感じました
そのリアリティがより、今自分が無駄なことをしているのではないのかという不安を駆り立てるのです!
もしかしたら粗悪に作られた駄作を、それに気づかずに読んでいるのではないのかと変にドキドキしてしまいました
それは私が購入した本の裁断が丁寧でなく紙同士がくっついてしまっていたせいかもしれないです…
思わず、「この本も無名の自費出版ではないか」と作者と出版実績を確認しました
そもそもこの本を読んでいる時点で読書に関心がある人が多いのに、その本好きの読者を冒涜しているよう途中で感じていました
しかし最後にほんの一握りの「価値のある小説家」の存在を示唆することで読後、すこし希望を感じました
主人公も悪い人間ではないのだと、性善説を支持したくなるようなラストです
感動の児童書 ハッピーバースデー
こんにちは、さえです!
今日は、先日ご紹介した『スタンフォード大学1番人気の経済学入門 ミクロ編』の続きである『スタンフォード大学1番人気の経済学入門 マクロ編』を読んでいます
ミクロ編に比べると内容自体があまり身近ではないのでちょっと難しいなって感じていますが、頑張って読破しようと思います!
そんな実用書を読むかたわらで、息抜きに久しぶりに『ハッピーバースデー 命が輝く瞬間』を読みました!
娘を嫌う母・家庭を顧みづ仕事ばかりの父・出来のいい兄(直人)、そして主人公の勉強ができない娘(あすか)
という家族構成で話が進んでいきます
主人公の誕生日、母が「娘なんて生まなければよかった」と兄に話しているところを聞いてしまいます
そのショックであすかは言葉が出なくなってしますのです
それでも娘への冷たい態度を変えない母
そんな日々の中で、兄・直人があまりにも冷たい母のあすかに対する言動に違和感を持つようになります
兄の尽力もあり、あすかは田舎の祖父母のもとで生活をすることに
その生活を通じてあすかは成長し強くなる
そんなあすかをみて、兄・直人は今まで親の期待通りに生きてきた自分に疑問を感じるように
祖父母の力を借りてあすかと直人が成長し、自律して生きていけるようになるというストーリーです
この本の「誰かだけが悪者だ!」と言い切れないところに魅力があると思います
母があすかを嫌う理由には、幼いころにあの優しい祖父母から受けた扱いに原因があったのです
あすかと直人が逞しく成長していくストーリーも感動的ですが、大人たちが彼らと一緒に成長していくストーリーも必見です!
児童書なのでサラッと短時間で読めるのでぜひ一度お試しください✌
すごくわかりやすいミクロ経済学の入門書 発見!
初めまして!
この春大学2年生になったさえです🌸
新型コロナウイルスの影響で外出を自粛したり緊急事態宣言が発令されたりと時間が有り余っています!
んななか同居している家族が新型コロナウイルスにかかってしまい、
濃厚接触者をして私も最低2週間は絶対に自宅にいなければならないことに...
本来なら大学が始まっている時期ですし何か学ぼうと経済学の本を読むことに!
私の通っている大学では一般教養で経済学を学ばないので全く知識のない状態からでも理解できる本を探していました
そこで見つけたのが
『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編』
本の中には専門用語も出てきますが、すぐ下に説明がついているので読みやすい!
その説明自体もすっきりとまとまっていて短文でも理解しやすいですが、なんといってもすぐ下にあるのがいい!!
章末とか巻末とかに注釈がある本だと、ページを行ったり来たりしなければいけなくてめんどうだなってよく思うんです
それで注釈の確認を怠ると単語の意味がなんとなくしか意味が理解できなかったり、漢字から推測したりで正確に文を理解できないんですよ...
もう一つのおすすめポイントは、具体例がわかりやすい!
すごく身近な具体例を使って説明してくれます
アメリカ人が書いた本ですが、日本人にも身近な具体例が多いので十分理解できます
最後のおすすめポイントは、章が細かく分けられているところです
1つの章が10~15ページなのでサクッと読めます
私的にはこれが読書のモチベーションになりました!
「ちょっとスマホさわりたいな~」と思っても
「この章あと数ページだから読んじゃお」というように気持ちを立て直すきっかけになりました
もともと1冊でミクロ・マクロ経済を学べる本でしたが、
日本で販売する際に読みやすいようにミクロ編・マクロ編の2冊に分けたそうです
ですから、著者は2冊読むことをおすすめしています
私も現在、マクロ編を読んでいるので読み終わったらそちらも書きたいと思います!